アジシップ(Azicip)の効果と使い方


アジシップ(Azicip)とは

アジシップはジスロマックのジェネリックです。

アジスロマイシンが主成分として含まれています。

抗菌作用があり、咽頭炎や扁桃炎、肺炎、尿道炎、子宮頚管炎など、様々な感染症で利用します。

また、抗炎症作用もあり、中耳炎や歯周組織炎などに対しても使用されます。

ジスロマックは、クラミジアの治療では第一選択薬です。

同成分であるアジスロマイシンを含む「アジシップ」もまた、同様の効果が期待できます。

またジェネリックであることを考慮すると、金額を抑えて利用が可能といえるでしょう。

アジシップの種類

アジシップには、アジスロマイシン250mgを1錠に含んだ「アジシップ250mg」の一種類しかありません。

ジスロマックには500mgなど、ほかの種類もありますが、アジシップは250mgのみです。

アジシップの使い方

クラミジア治療としてアジシップを利用する場合は、アジシップを4錠一度に飲む方法がおすすめです。

効果は1週間持続し、通常これだけでクラミジアの菌は死滅するといわれています。

アジシップの特徴

アジシップはジスロマックのジェネリックです。

ジスロマックは現在では、クラミジア治療では第一選択薬です。

マクロライド系抗菌薬と呼ばれる薬の一種で、様々な菌を死滅させる際に利用します。

従来のものと比較して、効果が体内に浸透しやすく、1回1000mgの服用でも効果が出るようになりました。

また、ジスロマックのジェネリックであることから、ジスロマックと同等の効果がありながら、ジスロマックよりも安い金額で購入できる点が魅力です。

アジシップの効果

アジシップに含まれるアジスロマイシンは、細菌のたんぱく質の合成を防ぐ効果があります。

細菌はたんぱく質を合成することで発達することができるので、たんぱく質を合成できなくなると、菌は弱くなります。

実際に菌を死滅する役割は、人体がもともと持っている免疫細胞が働き、菌を死滅させます。

特定の菌のたんぱく質合成を阻害する効果のため、決して強い効果がある薬というわけではなく、安全性が高いともいえます。

アジシップの副作用

上記の働きの通り、強力な薬ではないため、副作用は少ない薬です。

頻度は少ないものの、一般的な副作用としては、吐き気や胃痛、下痢などの症状がでてくることがあります。

あとはアレルギーによって、発疹などが出る可能性もゼロではありません。

アジシップの利用の注意点

比較的安全な薬ですが、以下2点を注意する必要があります。

  • 他の薬との飲み合わせ
  • 効果の持続期間

まずは、ほかの薬との飲み合わせですが、アジシップの効果を弱らせたり、あるいはアジシップの効果を強めてしまう薬があります。

飲み合わせには十分注意しなければならず、医者に診療を受けるのが一番安心でしょう。

あるいは、ほかの薬は一切飲まないで、このアジシップを服用しましょう。

また薬の効果の持続期間は1週間ほどあり、この間はアジシップの成分アジスロマイシンが体内にとどまり続けます。

そのため、この期間にもほかの薬を飲んだりしないように、注意する必要があります。

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2019/04/14